子育てへの理解と、フォローし合える関係に感謝

子どもが3歳になった頃「仕事をしたい」と思い、紹介をきっかけに私が選んだのがヤクルトレディの仕事でした。女性ばかりの職場に対する偏見に見えないように始めてみると、みんな明るくて話しやすい雰囲気。子育て経験者の方がほとんどということもあって、子育て真っただ中の私にとっては、子育てや家事の相談がしやすい職場でした。
まだ小さな子どもは、どうしても突然体調を悪くしたりして急に休まなくてはならないこともあるのですが、そんな時にも快くお届けをフォローしてくれます。
数日休んでしまい、とても申し訳ない気持ちいっぱいで出勤した時にも嫌な顔をされることなく「子どもさん、大丈夫だった？」と声をかけてくれたのです。
その一言で不安な気持ちもスーッと晴れて、逆の立場になった時には自分もそんな風に声をかけられるようになろうと思えたのです。

「いつもの時間」に訪問して信頼されるヤクルトレディへ

ヤクルトレディの仕事は、お客さまのご自宅に商品をお届けすることが主なものになります。
お届け先、お届けスケジュール、ご紹介する商品、などを基本的には自分で決めて仕事のペースを組み立てます。1日20軒前後回るのですが、お客さまごとにお届けの曜日や時間が大体決まってきます。
お届けスケジュールは絶対ではないのですが、私はできる限り同じ曜日の同じ時間にお届けすることを心がけています。
それは、お客さまに「この日のこの時間に来てくれるヤクルトさん」と思っていただけることが「信頼」につながると考えるからです。
ついついお客さまとの会話が弾んで長くなってしまうこともあって、案外「時間を一定にする」ということが大変なこともありますが、うまく調整しながらお届けできるように工夫しています。

生活にも自分らしさにも余裕が出来て楽しい日々

ヤクルトレディになって3年。今は、3歳と6歳の子どもを育てながら仕事できています。
センターに戻れば仲間と顔を合わせ、情報交換もしますが、基本的には自分で計画から実行までを管理しながら仕事をします。
このスタイルが私には心地良く、またお届け先でお客さまに「ありがとう」「がんばって」などと声をかけてもらえたり、ご紹介した商品を喜んでもらえたりと、「仕事をしたい」と思っていた私の気持ちが満たされています。
子育てだけでなく自分の時間も持てて、生活にも余裕が出るようになって、楽しく働いています。